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開催期間 |
展覧会名 |
作家名 |
作品内容
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‘16.11.26(土)~12.11(日) |
BUD Exhibition ー版画三人展ー |
伊藤沙織 川村友紀 戸次祥子 |
版画3種
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BUD EXHIBITION はある分野で秀でた作家や有望な新人等をご紹介する展覧会です。 本展は版画界で活躍する3人、木口木版の戸次祥子(京都造形芸術大学卒)、銅版画(エッチング)の川村友紀(愛知教育大大学院終了)、版画の新領域にチャレンジする伊藤沙織(名古屋芸術大学大学院修了)の作品をご紹介いたします。。三つの異なる版の魅力をお楽しみいただければ幸いです。(芽楽) |
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木口木版には7年程前に出会い、ほぼ独学でやってきました。直径10cmばかりのヤブツバキの輪切りは、どこか遠い情景を望む、私の、もう一つの硬い網膜です。日々、ビュラン片手に現像を続けています。(戸次祥子)
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私は、幼い頃から祖母が大好きでした。祖母の庭には、たくさんの植物たちが月日を巡るごとに現れ、その植物たちは、私と同じように祖母に愛されていました。たくさんの植物たちによって構築される庭は、祖母の愛情とともに私の背景になっています。(伊藤沙織) |
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大地、空、その間に私はいて何気なく見ている”ものたち”の繋がりや重なりを感じている。それらを版に刻む空想時間は、さりげなく流れる音楽のよう。(川村友紀)
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‘16.11.26(土)~12.11(日) |
BUD Exhibition ー陶フレッシュ3人展ー |
長塚正平 松井宏介 吉田可奈 |
陶芸 |
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BUD EXHIBITION はある分野で秀でた作家や有望な新人等をご紹介する展覧会です。本展は陶芸家を目指すフレッシュな3人,いずれも1,2年前に多治見市陶磁器意匠研究所を修了した、長塚正平(岩手県出身)、松井宏介(佐賀県出身)、吉田可奈(愛知県出身)の作品をご紹介いたします。 夫々どこかにキラリと光る個性を感じます。これからの活躍が期待される3人展、是非ご高覧ください。 |
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焼締めのなめらかな手触りが好きです。
今回は新たにはじめた緋色の器を中心に展示します。よろしくお願いします。
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土に触れたときの素直な気持ちを大切に、
そっと寄り添えるような ものづくり をしていきたいです。
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土と土同士が合わさったときの荒々しい表情が好きです。
土の特性を生かし土を感じさせる表現の作品を作り出せていたらと
窯から出す瞬間にいつも願っています。
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‘16.10.29(土)ー)~11.13(日) |
ー叢・水・景Ⅱー 秋田光彦水彩画展 |
秋田光彦 |
水彩画 |
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会場風景 |
晩秋 1 |
■展覧会について |
■作家略歴 |
秋田光彦水彩画展は7回目を迎えます。これまで身近にある四季折々の自然の佇まい、樹林や水辺などを描いてきました。高度の水彩画技法で描かれた風景には、木々の向こうまでの世界が広がっています。樹間や水面には通り抜ける「風」が吹いています。季節の移ろいが感じられます。自然への憧憬があります。 いよいよ円熟の域、ー叢・水・景Ⅱーどうぞお楽しみください。(芽楽)
*水彩画9点、素描3点出展いたします。(芽楽)
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1953 愛知県岩倉市生 1978 名古屋芸術大学美術学部絵画科卒業 1980~84 光稜会展 1984~00 太平洋展 会員秀作賞 90,97,98 1987 第4回伊藤廉記念賞展入選 1994 第23回現代美術展入選(東京都美術館、京都市美術館) 1996 第40回安井賞展入選(セゾン美術館他) 2000 個展 ギャラリー141(05) 2004 個展 ギャラリー芽楽(`06.`08,`10,`12,14)
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‘16.10.29(土)ー)~11.13(日) |
日置哲也陶展 ー美しいー |
日置哲也 |
陶芸 |
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会場風景 |
皿(粉引) カップ各種 ぐい吞(爆混ぜる) |
■展覧会につい |
■作家略歴 |
日置は「土」を良く知る人である。
家業は明治以来の陶土の販売を行っている。多くの作家の相談に乗り、希望の土を提供してきた。土は多様であり、作家も多様である。間を取り持つのは容易ではない。「土」への探究心と親身な対応が多くの作家の信頼を得ている。
一方で彼は優れた作家である。岐阜県立多治見工業高校専攻科を卒業以来これまで、発表の機会は多くはない。しかしここにきて「土」探究への情熱とともに作品制作への意欲は一段と高まっている。最近の言動や姿勢、活動から並々ならぬ情熱が感じられる。 土と会話をし、その変化の重みを感じながら、作品が形作られる。「土」を知る作家の満を持しての初個展「美しい」、是非ご高覧ください。 今回の展示では、原土の塊と、その原土で作った器を出展します。(芽楽) |
1976 岐阜県各務原市生まれ 2001 岐阜県立多治見工業高校専攻科卒業 2011 ギャラリー「なうふ」アートフェア 2012 MINO CERAMICS NOW 2012 2014 第10回国際陶磁器展美濃入選 GARERIE hu Exhibition:8Artists of Mino |
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‘16.10.1(土)ー
)~10.16(日) |
田端真衣展 ―鍵をポケットに― |
田端真衣 |
平面 |
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会場風景 |
「抱擁」 S3 油彩 |
■展覧会について |
■作家略歴 |
フレッシュな作家を紹介します。田端真衣、名古屋造形大学大学院洋画コースを2015年修了の若い作家です。修了展の作品、一旦通り過ぎようとして、ふと気になる何かを感じて、しばし引き付けられた。白と茶系の色で描かれた魚の卵のようなものが画面いっぱいに埋め尽くされている。キャンバスは綿布、大きめの筆にたっぷり絵の具を含ませ、勢いよく描かれている。絵の具は沁みわたり 自然なグラデーションを生み、筆のストロークはスピード感を感じさせる。シンプルな色と構図ながら生命力に溢れた作品だった。 それから1年半、田端の作品はさらに進化をとげ、深みと優美さを増している。当ギャラリー初の個展、是非ご高覧ください。(芽楽)
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1990 三重県生まれ
2013 名古屋造形大学 洋画コース卒業 2015 名古屋造形大学 大学院 造形研究科 造形専攻 卒業 受賞 2012 シェル美術賞展2012 入選 2015 清洲市第8回はるひ絵画トリエンナーレ 入選 個展 2016 Fresh2016田端 真衣 展―きらきらひかる―/伊勢現代美術館(三重) グループ展 2012 シェル美術賞展2012/国立新美術展(東京) 2013 TRANSIT 2012 現代美術国際交流展in Weimar/Haus Am Horn(ドイツ) 2015 ミニアチュール展/ギャラリー芽楽(愛知) 2016 ACTアート大賞展/The Artcomplex Center of Tokyo(東京)
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‘16.10.1(土)ー
)~10.16(日) |
宮部友宏陶展 ー堤防の草ー |
宮部友宏 |
陶芸 |
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会場風景 |
蝶のオブジェ / ピンクラスターカップ、ソーサー |
■展覧会について |
■作家略歴 |
一枚の皿との出会い。
絵に例えればタピエス、褐色とグレーの美しい配色、無造作なエッジの荒々しいその風貌の皿は見ても美しい、使い心地も良い、今でも大切な一枚である。 しかしこの皿は作家にとって「過去」でしかないのかもしれない。あれからほぼ10年。作家は一つ所に止まる様子はない。創造への興味は尽きることはない。作品は既成の美に捉われない、技法にも捉われていない。オブジェも器も、形や色、テイストに意外性をはらんでいる。加えて夢や希望など詩意を感じさせるのも魅力である。
今展では室内に置ける小さな蝶のオブジェと色とりどりの器を展示します。是非ご高覧ください。(芽楽) |
1968 岐阜市生まれ 1994 愛知県立芸術大学美術学部デザイン・工芸科卒業 1995 国際陶磁器展美濃入選/長三賞陶芸展入選 1996 IAC日本会議「東海の現代陶芸」展(名古屋) 1997 陶芸ビエンナーレ入選 1999 朝日陶芸展入選 2000年以降個展、グループ展多数開催
当ギャラリーでは2015年に次いで4度目の個展です。 |
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‘16.9.3(土)ー
)~9.18(日) |
吉田ルシア展 —border— |
吉田ルシア |
版画
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会場風景 |
不眠症 34.5x49.5cm |
■展覧会について |
■作家略歴 |
吉田にとって版画制作は生きることの証である。幼きころから見、聞き、感じたこと故郷の厳しくも豊かな自然、家、家族、等々 悲喜こもごもを抉るように表現してきた。
今展の「border」もこれまでの延長上にある。作家自身人生の境界に位置しているとも言える。 喜びと悲しみ、苦と楽、生と死・・ 表裏をなすその境に何があるのか。 どう捉えるべきなのか。
制作過程のなかにそれを探る。厳しい追求の中に叶えられた意図、意図しない偶然、ともに得難い感動を得る。 「境界」のさなかの記念すべき「吉田ルシア展」、是非ご高覧ください。
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1986 新潟生まれ 2009 名古屋芸術大学美術学部絵画科版画コース卒業 名古屋芸術大学大学院美術研究科同時代表現研究修了 □展覧会
2008 K-109展(市民ギャラリー矢田/名古屋/‘09.‘10.‘11
全国大学版画展(町田市立国際版画美術館/東京/‘09、10)
2009 芽楽ミニアチュール展(ギャラリー芽楽/名古屋/`10、`11,`12)美術系学生選抜展「美系優秀(文化フォーラム春日井/愛知) 2010 版の方法論#5ーバンコクと名古屋からー(名古屋芸術大学/愛知) ON THE PLANET-私たちはこの惑星で生きてゆくー(Studioplace arts、Flyndog/アメリカ/バーモント州) 2011 個展(ギャラリー芽楽/名古屋) 2013、2014 2016 |
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‘16.9.3(土)ー
)~9.18(日) |
小澤順一陶展 ーねこー |
小澤順一 |
陶芸 |
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会場風景 |
ねこマグ、ねこ花器 |
■展覧会について |
■作家略歴 |
1960 愛知県名古屋市生まれ 1996 愛知県立窯業高等技術専門校修了後、鈴木五郎氏の工房に入る 1999 岐阜県瑞浪市に築窯、独立する □個展 2001 ギャラリー数寄(02,03,04,05,06,07,08、09,10,11) ギャラリー円居(02) 2004 ギャラリー五郎、B-PLACEギャラリー、ギャラリー土ん 2006 ギャラリー芽楽(08、10,12、14、16)) |
1960 愛知県名古屋市生まれ 1996 愛知県立窯業高等技術専門校修了後、鈴木五郎氏の工房に入る 1999 岐阜県瑞浪市に築窯、独立する □個展 2001 ギャラリー数寄(02,03,04,05,06,07,08、09,10,11) ギャラリー円居(02) 2004 ギャラリー五郎、B-PLACEギャラリー、ギャラリー土ん 2006 ギャラリー芽楽(08、10,12、14、16)) |
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‘16.6.25(土)ー)~7.10(日) |
柴田節郎陶展 ー日々閑々ー |
柴田節郎 |
陶芸 |
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会場風景 |
青白磁注器 切立カップ 丸型カップ |
■展覧会について |
■作家略歴 |
今展のタイトルは「日々閑々」、何だか「のんびり」、あるいは「枯れた」赴きを感じられるかもしれません、いえいえ、作家柴田節郎さんは数年前に古希を迎えていらっしゃいますが、今なおご多忙です。ご自身の制作、後進の指導、海外アーティストのレジデンス等々幅広い活動をなさっています。作品は「枯れる」どころか誰よりも若々しいんです。遊び心も探究心も旺盛です。加えて陶暦50数年の蓄積された技、知恵、磨き抜かれたセンスがあります。展覧会毎に出展される新作はいつも多くのファンを楽しませていただきます。
「日々閑々」、それは心の「ゆとり」です。お人柄にも作品にもあふれています。長い間に培われた気品、思索、遊び心の作品をお楽しみくださ い。
今展ではオブジェ、器、オーナメントなど出展いたします。(芽楽) |
1940 岐阜県多治見市生まれ 1956 西寺鉄舟氏に油絵を師事 「絵を描く心を知り、この時の教えが今の物造りの中に根付いた」 1957 県立多治見工業高等学校図案化卒 土岐市立陶磁器試験場に入り翌年58、京都出張で八木一夫氏に出会う 「社会性を持った陶芸界を知る」 日根野作三氏に陶工芸について学ぶ 「約15年間陶工芸のいろはから学ぶ」 1965 陶磁器試験場退職 河島工房(京都)にて研修 1968 多治見市に陶房を開窯 現在に至る。 個展 2010年岐阜現代美術館他国内外で多数開催<br> 当ギャラリーでは、‘05、‘07、‘10‘12、'14に次いで6回目の個展 現在 手窯 やきもの教室 杜の土 主宰 |
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‘16.6.25(土)ー)~7.10(日) |
山川マサミ展 ー精霊たちの庭ー |
山川マサミ |
木工(モビール等) |
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会場風景 |
サワディカ 音楽の魔法 |
■展覧会について |
■作家略歴 |
山川さんは、流木や木の実、浜辺の石、貝殻など自然の素材をもとに作品のイメージを浮かべる。これ等は、雨や風、水の流れや波、夏の暑さ、冬の吹雪などにさらされ、思いがけない形となり、人の手では作れない美しい色や表情をみせたりする。今展で初めて使ったチーク材は、100年前タイの屋根で使われ風化を経たものだそうです。これ等をもとに、、小さな椅子、オブジェ、モビールなど、美しく、楽しく、機能的な作品が生まれます。
今展では、天使や不思議な動物、精霊たちが夢の空間で活躍します。「精霊たちの庭」、どうぞお楽しみください。(芽楽) |
1987 愛知県立芸術大学美術学部デザイン科卒業 卒業制作作品買上 1988 個展 アトリエ・ヌーボー(池袋)‘90、‘91、‘92、‘93 全国ウッドクラフト公募展(奨励賞)‘90(アイデア賞)‘91(優秀賞) ’96(奨励賞) 1993 個展 ハートフィールドギャラリー(名古屋)‘00、‘02、‘04、‘06 1999 丹波の森ウッドクラフト展(準グランプリ)‘99(準グランプリ)'00(グランプリ)・文部大臣賞
‘03(特別賞)‘04(アイデア賞) 2008 個展 ギャラリー芽楽(名古屋市)‘10、‘12、`14 その他、個展、グループ展、公募展など多数 |
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‘16.5.28(土)ー
)~6.12(日) |
杉本充作品展 ー風景のようにー |
杉本 充 |
平面 |
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会場風景 |
01605g-15 |
■展覧会について |
■作家略歴 |
永年、古典的ともいうべきフレスコやテンペラ技法を用いて壁画や平面作品を描いてきた。作品の変化とともに技法も変化している。古典技術に学びつつ、現代的表現をめざして独自の技法を追求した。定着剤や絵具も自らの手で作る。色調やアチエルは油絵やアクリルとも異なる、独特の深く美しい色、マチエルを呈している。作品は抽象的表現であるが、そこには深遠な精神世界が表現されている。(芽楽) |
1948年 静岡県伊東市生まれ 1973年 壁画グループ展 (東京) 以降、1977年まで4回開催 1976年 現代日本美術展 (東京都美術館、京都市立美術館) 1985年 ホワン・ミロ ドローイング展(スペイン バルセロナ) 1994年 アルヒーフ・ギャラリー個展(ドイツ フリードベルク) 1997年 芝山国際野外アート展’97(千葉) 1999年 中日現代美術友好交流展(上海) 2001年 ギャラリー芽楽個展(名古屋) 以降、2014年まで9回開催 2003年 名古屋コンテンポラリー・アートフェア(名古屋) 2007/13年 パラミタミュージアム 小ギャラリー 個展(三重県菰野町) 2012/13年 アート・ナゴヤ2012/13(名古屋)
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‘16.5.28(土)ー
)~6.12(日) |
‘高山 大 陶展
ー紅陶祭器ー |
高山 大 |
陶芸 |
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会場風景 |
紅陶祭器 湯呑 紅陶豆皿 |
■展覧会について |
■作家略歴 |
陶芸作家高山大は京都での5年に亘る修行の後、アフリカへ向かう。現地での体験は作陶活動の発端となり、今も「プリミティブ」が彼の感性の主流をなしている。 縄文や弥生、アフリカなど古代の作品に見られるシンプルで力強い造形、緋色、黒、グレー、土色などの素朴であたたかい色を好みとしている。加えて現代陶芸の技法や、好きな近、現代の作家の感性も加味され高山の作品が形成されている。 これまで初期のアフリカ風の「壺」、「ASUKA」、「BORELO」「MASQUE」などのシリーズはいずれも素朴で力強い造形と色で高い評価を得てきた。 今展「紅陶祭器」でも、古代の神事に使う道具や楽器をモチーフに制作しており、古より日本人の心の中に流れている「精神」が表されている。新作の器類もご期待ください。(芽楽) |
1972 三重県津市生まれ 1996 近藤濶氏、近藤高弘氏に師事 2001 独立 2002 個展(京都高島屋美術工芸サロン) タンザニア・ブジョラ村にて土器の研究制作 2003 個展(久居庵早田) ‘07 2004 「Asian Art Now」(ラスベガス 2005 個展(パラミタミュージアム小ギャラリー 他) 朝日陶芸展入選 2006 国民文化祭陶芸展知事賞受賞 2007 個展(赤坂乾ギャラリー/東京 他) 三重のやきもの展準大賞受賞 個展 全国各地で多数開催 当ギャラリーでは2008年から。5回目の個展 |
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‘16.4.30(土)ー )~5.15(日) |
広瀬淑子展 - 花風景Ⅳ - |
広瀬淑子 |
平面
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会場風景 |
花風景Ⅳ 紫陽花 |
■展覧会について |
■作家略歴 |
広瀬淑子は長野県南木曽の生まれ。1977年頃から作品発表を始める。その後の経歴は実に多彩である。’77年形象派展初出展(新人賞)。’78年女流画家協会初出展(’02年に退会するまでに安田火災美術財団奨励賞、K夫人賞等4回の受賞)。’79年第一美術展初出展(大賞二席)後、大賞、協会賞、文部大臣奨励賞等7回の受賞。第一美術協会では、’83年から’94年に退会するまで評議員、審査員を務める。’84年安田火災美術財団奨励賞展(新作秀作賞)’89年人間讃歌大賞展(北里研究所所蔵)・・・。 これまでの作品は精緻な具象画、シュールな作品で高い評価を得ていたが、’94年に第一美術協会を退会し、新たな挑戦を始める。個展発表を中心に活動し、企画展にも参加。作品は抽象化、大作化、立体化する。殊に’99年以降に発表された「works」、「2つの楽章」など各シリーズは大規模なインスタレーションで高い評価とともに、今も多くのアートファンの心に残っている。 しかしその後体調を崩し、大作は叶わないながら広瀬は毎日絵筆をとる。幼い頃から慣れ親しんだ「植物」をモチーフにした作品を制作し、殊に紫陽花はインスタレーション作品にも、水彩、アクリルによる平面作品にも度々主題となる。 愛知県扶桑町のアトリエの近くには故郷から流れる木曽川がある。川辺にはカヤツリグサ科、イネ科の植物が茂り、サクラ、コスモスなど四季折々の花が楽しい。 広瀬が描く花の絵には、自然への慈しみ、憧憬、宇宙観など様々な想いが込められている。
「花風景」シリーズは4回目を迎える。春から初夏にかけての草花をモチーフに描かれた新作10点が出品される。この展覧会の作品を完成させた昨年夏、作家は静かに息を引き取った。最後まで絵筆を取りながら。故郷を愛し、人を愛し、花を愛し、描き続けた人生だった。(芽楽) |
1943 長野県生まれ 1965 日本大学文理学部心理学科卒業 2015 愛知県扶桑町のアトリエにて没(享年72歳)
〈主な個展〉 1978 シミズヤギャラリー・犬山 1982 玉屋画廊・東京(’85、’89、’91、’93、’95) 1984 丸善・名古屋(’85) 1986 ギャラリー岡崎・京都 1987 アマダアートギャラリー・伊勢原 1996 ギャラリー達磨・名古屋 1999 GALERIE141・名古屋(’01、’04) 2002 ギャラリー芽楽・名古屋(’08、’10、’12、’14) 2003 福沢桃介記念館・山の歴史館・長野県南木曽町
2007 ホテル木曽路・長野県南木曽町(’09) 他 〈主なグループ展〉 1978~2002 女流画家協会展 1979~1994 第一美術展 1983 安田火災美術財団奨励賞展・東京東郷青児美術館(’84
新作秀作賞) 1988 日本国際美術展・東京都美術館.京都市美術館京 1989 人間賛歌大賞展・北里メディカルセンター(’93)
1992 東海の作家達・愛知県美術館 1993 MIGMA・ギャラリー坂角(’94、’95、’97、’06)
1998 空間の振動『手・汗・力』・名古屋市民ギャラリー 2001 OPPAI ART LAB.・ワコール本社ビル(’13・建仁寺)
2004~2015 芽楽ミニアチュール展・ギャラリー芽楽 2006 房 ・ギャラリー芽楽
2013 みついろの景色・雲雀舎 他 |
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‘16.4.30(土)ー )~5.15(日) |
松永泰樹 陶展
土モノー石モノ |
松永泰樹 |
陶芸 |
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会場風景 |
松永作品 カップ、皿 |
■展覧会について |
■作家略歴 |
陶歴40年、内なる希求と対峙し自らの美を追求してきました。磁土と陶土、夫々の特性を巧みに使い分け、シャープさ、柔らかさ、温もりなど独特のテイストを生み出しています。それらは独自の美観と技に裏付けされており、成形は気品を備え、彩色技術は作品に深みを与えて味わい深いものがあります。いずれも長い時間をかけた吟味が感じられ、作品は多くのファンに支持されてきました。
今展「土モノー石モノ」では、新たに酸化銅による鮮紅色の装飾を加えた磁器の作品と土味を活かした陶器の対照的な作品を楽しんで頂けるものと思います。
主な出品作品は、フリーカップ、コーヒーc/s、皿などの食器から花器、オブジェ等を予定しています。是非ご高覧ください。(芽楽) |
1977年 瀬戸窯業学校専攻科修了後 マレーシアAw pottery
勤務 1981年 メキシコトルーカ陶磁器学校勤務 1985年 多治見市市之倉に「松永工房」開窯 ●陶磁器デザインフォーラムせとグランプリ 日本クラフト展優秀賞 他 ●個展 黒田陶苑(銀座) 札幌三越 他 全国各地で多数開催、当ギャラリーでは2009年~今回4度目。 |
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’16.4.2(土))~4.17(日) |
泉田之也陶展 ー薄陶の行方/土を拓く(ひらく) |
泉田之也 |
陶芸 |
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会場風景 |
幾何形 器 |
■展覧会について |
■作家略歴 |
大震災から5年が経ちました。。泉田さんの工房がある岩手県野田村も大きな被害を受け、今なお復興活動が続いています。工房は山手に位置していたため大きなダメージとはならず、すぐに作陶活動を開始することができました。野田村は三陸海岸と美しい里山など自然に恵まれています。泉田さんはこの地をこよなく愛しています。作陶活動を通じて地域の復興に寄与しています。土は必ずしも陶芸に向いているとは言えないこの地の土を使います。一旦焼いた土を砕き、再成形するなど、工夫を重ねてきました。成形自体も独自の技法です。 作品はオリギナリティに溢れています。粗な土味で一見もろさを孕んだ緊張感をたたえています。オブジェには作家の精神性が、器には素朴な味わいがあります。過去には朝日陶芸展で2度のグランプリ、日本陶芸展で優秀作品賞受賞しています。アメリカ、ドイツなど海外でも高い評価を得ています。 5回目を迎える「薄陶の行方」、オブジェと器(花器や食器類)など展示いたします。(芽楽) |
1966 岩手県生まれ 1992 小久慈焼窯元岳芳氏に師事 1995 野田村にて独立 2000 第38回朝日陶芸展グランプリ受賞 2002 第40回朝日陶芸展グランプリ受賞 2004 第22回朝日クラフト展招待出品 INAX世界のタイル博物館「泉田之也展」 2009
第20回日本陶芸展優秀作品賞受賞 個展 全国各地で個展多数 当ギャラリーでは、`08,`10,`12開催
■作家コメント
私は、粗野な土の持つ貌が好きです。ひび、割れ、ひだは儚さを装い、薄さ、軽みはその解放へといざないます。
やっとのことでそこにいる、そんな様に惹かれます。
泉田之也 |
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’16.4.2(土))~4.17(日 |
杉村 徹木工展 |
杉村徹 |
木工 |
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会場風景 |
スツール 壁の棚 |
■展覧会について |
■作家略歴 |
選りすぐられた木の素材、 手に馴染んだたくさんの道具、 そして、独自の美感と造形力・・・、 杉村作品はそれらに裏付けされている。 美しさのみならず、強さを兼ね備え 使う喜びと心地よい空間を作る。 ................................................................. 今展ではスツール、壁の棚、器、小箱等を出展します。 *テーブル、椅子、各種棚などご注文も承ります。(芽楽) 芽楽 |
1956 兵庫県西宮市生まれ 1984 長野県松本技術専門学校木工科卒業 1984~92 長野県穂高町と愛知県半田市の家具メーケーに就職 1992 独立後 Knot wood works 設立 ■個展 全国各地で多数開催、 当ギャラリーでは2005、‘07、‘09、‘11、’13に次いで6度目の開催 |
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‘16.3.5(土)ー
)~3.20(日) |
宮本宗展
ー傀儡 機械仕掛の身体ー |
宮本宗 |
立体、平面 |
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会場風景 |
invader |
■展覧会について |
■作家略歴 |
宮本宗は三重県生まれ。愛知県芸術大学、同大学院で彫刻を学んだ若い作家である。
端的に言って、彼はエネルギーに満ちている。当然のことながら作品からもうかがえる。原点は、おそらく幼いころに育まれたものである。好奇心、行動力、チャレンジ精神旺盛・・・。
作品の主体は鉄、無機的な素材を操り自身の夢や欲望、あるいは自らの視点で世界のあり方を表現する。これまで、送電線や櫓などの立ち並ぶ風景をイメージした舞台装置を作り、そこに人の身体をモチーフにした作品を設置し、ある種の夢の情景を表現した。いずれも天地にエネルギーを発散させる。人間の生命力を彷彿とさせる。
今後どのような作品が生まれてくるのか、その未知数な世界感に期待したい!(芽楽)
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1985 三重県桑名市生まれ
2010 愛知県立芸術大学美術学部彫刻専攻卒業
2012 同大学院彫刻領域修了
2008 AST津ギャラリー(三重)
2008 「翔け、二十歳の記憶展」CBCギャラリー(愛知)
2010 「アートアワードTOKYO 2010」行幸ギャラリー(東京)
2012 「Tokyo Midnight Award 2012」東京ミッドタウン(東京)
2011 「来てみん!奥三河アートの森 新城企画」湯谷温泉
2013 「六本木アートナイト2013」(東京)
「第3回Dアートビエンナレ展」ダイテック栄ビル(愛知)
2014 「ART FAIR TOKYO 2014-monde Unique-」東京国際フォーラム/小林画廊
「ユニーク展」小林画廊
2015 「三重の新世代2015」三重県美術館(三重)
「ART FAIR TOKYO 2014-monde Unique-」東京国際フォーラム/小林画廊 |
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‘16.3.5(土)ー
)~3.20(日) |
栢野紀文
ー嬉器爛々ー |
栢野紀文 |
陶芸 |
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会場風景 |
破己袋 丸皿 |
■展覧会について |
■作家略歴 |
現代の「へうげもの」-栢野紀文
作風は大胆かつ自由。
心を解き放ち、手の赴くままに
土と遊び、色をたのしむ。
KAYANO WORKS 2016
軽やかでPOP
作る喜び、使う喜び
*今展では器を中心に展示いたします。
芽楽 |
1971 岡山県生
1997 岡山大学教育学部美術教育研究科修了。
滋賀県陶芸の森研修生、
第35回朝日陶芸展グランプリ
1998 愛知県常滑市に移る。吉川正道氏のもとで
勉強(2004独立)
個展 全国各地で開催、
当ギャラリーでは‘05、‘06、‘07、09、‘11,`12,'14年開催 |
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‘16.2.6(土)ー
)~2.14(日) |
光内惟奈/陳帆展 ーLOOPー |
光内惟奈/陳帆 |
球体関節人形
中国書 |
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光内惟奈作品 |
陳帆作品 |
■作家コメント
名古屋芸術大学大学院同時代コース1年光内惟奈と陳帆の日本顔のヒトガタと中国の言葉があわさった奇妙な二人展、様々な形で、私たちはループし続ける。
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■作家略歴 |
■光内惟奈略歴
1993 高知県四万十市生まれ
2011 土佐塾高等学校卒業
2015 名古屋芸術大学アートクリエーターコース卒業
2015 名古屋芸術大学大学院同時代表現研究入学在学中
2015 個展(ギャラリー彩 名古屋市)
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■陳帆略歴
1989
上海生まれ
2012 上海師範大学美術学院師範専攻卒業
2014 愛知国際学院(日本語学校)卒業
2015 南山大学大学院ファッシリテーション専攻研究生卒業
2015 名古屋芸術大学大学院同時代表現研究入学在学中
2013 第18回日中書画篆刻交流展 '14
2014 中国書道教室会員作品展 |
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‘16.2.6(土))~2.14(日 |
星野優子グラスワーク展 ー seed-恵みの種ー |
星野優子 |
ガラス |
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会場風景 |
星野優子作品 |
■作家コメント |
■作家略歴 |
彼らはその剣を鋤に、 その槍をかまに打ち直し、 国は国に向かって剣を上げず、 二度と戦いのことを習わない。 ーイザヤ書2章4節ー
近くの友へ 遠くの友へ この言葉を贈ります。 出会いの時を楽しみにお待ちしています。 星野優子
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兵庫県生まれ 愛知県立芸術大学美術学部油絵科卒業 トンボ玉復元・研究を始める |
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‘16.1.9(土)~1.24(日) |
大島信人展 ーmold un form 不型の形ー |
大島信人 |
油彩
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会場風景 |
会場風景 |
■展覧会について |
■作家略歴 |
大島さんの作品は不思議な魅力を湛えている。 カタチは意味不明であるが、どこかユーモアを感じさせる。 色調はダーク調であるが,暗くはない。 幾層かの描き込みがるが、 回想、対話、探究、遊び、・・の軌跡か。
最後の筆さばきには、無心の心と軽やかな力・・ 爽快な風が吹いている。
芽楽
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1988 愛知県立芸術大学油科卒業 1995 二科展 パリー賞 2001 熊谷守一大賞展入選(以降連続入選) 2004 夢広場はるひ絵画ビエンナーレ入選(以降‘06年入選) 2006 上野の森美術館大賞展 優秀賞/花の美術大賞展 奨励賞、/伊豆美術祭絵画公募展 賞候補 2007 とよた美術展‘07ビエンナーレ優秀賞(‘04入選)/二科展 会友賞/作家の視点‘09(上野の森美術館) □個展
2006 ギャラリー芽楽 ‘08、‘11、‘13 、‘16 |
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‘16.1.9(土)~1.24(日) |
谷沢みな美陶展 -彩る陶ー |
谷沢みな美 |
陶芸 |
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■展覧会について |
■作家略歴 |
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■展覧会について |
■作家略歴 |
フレッシュな陶芸作家をご紹介いたします。谷沢みな美 愛知県春日井市出身。 小さな頃から絵や粘土遊びが好きで、高校、大学も躊躇なく美系を選択、陶芸は金沢美術工芸大学で基礎を、多治見意匠研で釉薬、石膏型、鋳込みと作品制作を学んだ。 初めて作品に接したのは、2014年意匠研修了展の作品「飾り蓋のついた花器」、形の面白さ、色(釉薬)の多彩さに新鮮な感覚を覚え同時にこれからの可能性を感じた。プレデビューとなった昨年のグループ展で出展した作品は多くのお客様のご支持をいただきました。 初個展となる今展、一段と成長した谷沢作品をご覧いただけるものと思います。 今展では、蓋のある花器、皿、ボウル、ティーカップ等食器類の他アクセサリー(ピアス、ブローチなど)も出展いたします。ご高覧よろしくお願いいたします。(芽楽)
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1989年 愛知県に生まれる 2012年金沢美術工芸大学 工芸科陶磁コース卒業 2012年多治見市陶磁器意匠研究所 入所 2014年多治見市陶磁器意匠研究所 卒業 2014年 いろいろ展 ギャラリーもゆ 瀬戸 ボタンデボタンテン idola 京都 ミニアチュール展 芽楽 2015年 一年後展 陶林春陽窯 (多治見) 孵化展 ノリタケの森 (名古屋) もゆ5周年展 ボタンデボタン展 idola (京都) |
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